kato-Special Features

提供:JR九州
九州のすべてが、ぎゅーっと詰まった“走る九州”

「36ぷらす3」というユニークな列車名。
「36」は、九州が世界で36番目に大きな島であることから名付けられました。九州全県をめぐる5つのルートに、九州の魅力を満喫する35のエピソードを詰め込み、乗客自身に36番目のエピソードを語ってもらいたいという想いが込められています。
「ぷらす3」には、乗車体験を通じて「驚き、感動、幸せ」を届けるとともに、「乗客、地域の方々、乗務員」の三者がひとつになって「36+3=39(サンキュー)!」となることで、九州に世界一大きな「感謝」の輪を広げていくという、今までの観光列車にはないメッセージが秘められています。
2025年冬
Nゲージモデル発売
『「36ぷらす3」は、九州のすべてがぎゅーっと詰まった“走る九州”といえる列車で、目指すは“世界一のわ”というコンセプトを掲げ、特別な列車として誕生しました。九州各地の魅力と人の温かさをつなぐこの列車が、KATOの精巧な模型で表現されることを大いに期待しています。模型を通じて、鉄道の魅力と九州の素晴らしさが広く伝わることを願っています。』
JR九州 取締役会長 青柳俊彦様からのコメント

写真:江口 隆博 協力:日教社模型店
“観光列車”としての新たな挑戦
JR九州の観光列車は「D&S列車」(デザイン&ストーリー列車)と呼ばれています。「D」は「デザイン(Design)」、「S」は九州各地に伝わる歴史や伝説などの「ストーリー(Story)」を指し、「デザインと物語のある列車」という意味が込められています。
「36ぷらす3」もそんなD&S列車のひとつとして、2020年に誕生。デザインは「ななつ星 in 九州」などJR九州の車両デザインを手掛けてきた水戸岡鋭治氏。これまでのD&S列車で培われた知見が存分に活かされ、既存の観光列車には見られない様々な革新的な試みに挑んでいます。

提供:JR九州
I. 曜日ごとに異なる5つの旅路
「36ぷらす3」は九州7県全県を5つのルートに分け、曜日ごとに全く異なるエリア・ルートを走行します。
木曜日 博多~熊本~鹿児島中央
金曜日 鹿児島中央~宮崎
土曜日 宮崎空港・宮崎~大分・別府
日曜日 大分・別府~小倉・博多
月曜日 博多・佐賀~肥前浜・武雄温泉・早岐・佐世保
全ルートの走行距離は1,160キロ。一方向に環状運転する電車としては世界一となる壮大な「わ」を描き、各ルートには九州のエピソードがぎゅーっと詰まっています。

提供:JR九州
木曜日「赤の路」
九州の代表都市である福岡県の博多駅からスタート。かつて特急街道として賑わいを見せた鹿児島本線を南下、東シナ海沿いの陽気な雰囲気に包まれながら、熊本県を経て鹿児島中央へと走ります。

提供:JR九州
金曜日「黒の路」
鹿児島のシンボル桜島を見ながら霧島山麓の森を横目に宮崎へ。車内では南九州の黒の名物を堪能できます。

提供:JR九州
土曜日「緑の路」
神秘的で自然豊かな宮崎県から、温泉地として名高い大分県別府を目指します。道中、秘境駅として知られる宗太郎駅、重岡駅に立ち寄れるのも魅力です。

提供:JR九州
日曜日「 青の路」
歴史と文化の移り変わりを感じることのできる門司港駅を目指します。門司港駅では列車の方向転換がおこなわれるため、列車の進行方向がここで反転します。運行ごとに編成の向きが逆転しているのもこの列車にしか見られない特徴のひとつです。

提供:JR九州
月曜日「金の路」
博多から佐賀を経て、長崎県の佐世保の間を往復します。かつて海外貿易の要所であった西九州を、食を通じて感じることができます。

提供:JR九州
運行ルートの詳細は下記の36ぷらす3公式サイトをご覧ください。
https://www.jrkyushu-36plus3.jp/about/dia/(外部サイトに飛びます)
各運行コースのランチプランについての詳細は下記の36ぷらす3公式サイトをご覧ください。
https://www.jrkyushu-36plus3.jp/guidance/lunch/(外部サイトに飛びます)
II. 鉄道に乗る、そのこと自体を“特別なひととき”へ
「36ぷらす3」は、風光明媚な特定のエリア・路線を走る観光列車ではありません。
かつては“特急つばめ”も活躍したJR九州の特急本線区間を駆け抜け、鉄道に乗車し、移動する時間そのものが特別な体験となるように生みだされた観光列車です。
車内は「ななつ星 in 九州」にも用いられた福岡県の大川組子を随所にあしらい、生産量日本一を誇る熊本県八代産のい草を使った畳を使用。扉を開けたその瞬間から、九州の美しい伝統工芸に彩られた非日常の空間が広がります。


それぞれの旅路には途中下車の時間も設けられており、沿線の魅力や、地元の方々からのあたたかなおもてなしが乗客たちを歓迎してくれます。
ルートによっては、一日に数本しか列車の運行がない「秘境駅」での途中下車も。
ホームでは乗客同士、クルー(乗務員)、地域の方々の笑顔があふれます。
4号車にはマルチカーを設置。
乗客の共用スペース・憩いのスペースとしての利用のほか、ルートごとに「九州の梅体験」「金平糖の紹介」といった列車内での、車内体験やイベント、地域の方々のおもてなしや特産品の販売があります。
風景や車窓はもちろん、列車の旅、列車で過ごす時間、すべてをまるごと愉しむ列車が「36ぷらす3」という観光列車です。
※車内体験やイベント、地域の方々のおもてなしは状況によって変わる場合があります。

提供:JR九州

提供:JR九州
III. 九州の「食」、ビュッフェ車の復活

かつての787系特急つばめで、旅人たちが集ったビュッフェ車。列車の中で食事ができるという特別な体験は、鉄道旅ならではの豊かさを感じさせる象徴的なものでしたが、高速化の流れとともにビュッフェ車は姿を消し、列車の中で食事を楽しむことは、時代の遺物となっていきました。
「36ぷらす3」では、17年ぶりに“ビュッフェ”が復活。
かつての787系特急つばめで大切にされていた「食の記憶は列車の記憶、旅の記憶と直結する」という考えが継承されています。


車内ではランチプランがあり、九州各地、四季折々の食材がふんだんに盛り込まれた食事を堪能することができます。
※ランチプランは個室と座席の2種類があります。

提供:JR九州
提供:JR九州
各停車駅で購入した地元の特産物やスイーツを楽しんだり、ビュッフェ車内では九州の地酒や様々な味覚、お土産品の販売も。
海・山・川といった豊かな自然に恵まれた九州。
その土地ならではの多彩な食文化を、列車に揺られながら五感で感じることができます。

ビュッフェ車についての詳細は下記の36ぷらす3公式サイトをご覧ください。
https://www.jrkyushu-36plus3.jp/spend/(外部サイトに飛びます)
Tips. 模型で振り返る特急つばめのビュッフェ車

移動時間を体験価値に
特急つばめとしてデビューした当初、博多から西鹿児島までの走行時間が約4時間におよぶことから、立席方式のビュッフェが設けられました。内装は「ビュッフェを訪れた乗客の会話がよく響くように」ドーム天井が設けられました。
時代の変化に合わせて
2004年には九州新幹線全線開業に伴い、走行時間が短縮されたことで、従来ビュッフェ車として使われていた車両は、普通車への改造が施されました。そのため、形式も「サハシ」から「サハ」に変更されましたが、特徴的なドーム天井は維持されており、他の車両とは異なる雰囲気を感じることができます。

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