kato-Special Features
憧れのNゲージを手にした皆さんは、これからどんどんひろがる鉄道模型の世界に大きな夢をふくらませていると思います。このページでは、大切な車両や線路たちがいつまでも元気で走り続けられるようにするための、Nゲージの基本とお手入れの仕方について案内します。
夢のNゲージ!
Nゲージは、
“おもちゃ”ではありません。
小さなお子さんが遊んでも大丈夫なように安全で頑丈につくられたおもちゃ(玩具)に対し、リアルさや実物の外観を細密に追求したものがNゲージです。ていねいに扱う必要はありますが、大切にすれば10年、20年経っても元気に走り続けます。
電池では
走りません
専用の制御機器(パワーパック)から線路に電気を流し、車輪を伝わって、車両の中に入っているモーターを動かし、さらにギア・車輪を回転させることで列車を運転します。
繊細でリアルな
造形です
プラスチックや金属でできたたくさんの小さな部品(パーツ)からできていますので、乱暴に扱うとパーツが外れたり、壊れたりしてしまいます。
車両や線路、部品などは小さなお子様やペットが口に入れたり、尖った部分が指に刺さらないように気を付けてください 。
お手入れが
必要です
実物の電車や線路も保線員や検査員の方々が日々メンテナンスを行っているのと同じように、本物そっくりのN ゲージ鉄道模型にもお手入れ(保守・メンテナンス)が必要です。
▶くわしくは
メンテナンスと片付け方へ
加速したり、
減速したり、
方向を変えたり。
自分で運転ができるんだ。
ほんとだ!
車両にスイッチや乾電池がない
不用意に車体や部品を外したり、分解したりすると壊れて元に戻せなくなるからやめましょう!ここではボディや一部の部品を外して、特別に中を公開しています。
蒸気機関車は、1台に200点くらいの部品を使っています!
Nゲージの基本
走る仕組みと構造
Nゲージってなに?
1965年に日本で初めてNゲージを量産製品として
KATOは、
発売しました
?
Nゲージとは、実物の鉄道やその周囲にある建物や設備、情景などを1/150に縮小(※)した鉄道模型の規格です。2本のレールの内側の寸法(軌間)が9mmになっていることから、英語やドイツ語の9=Nine/Neunの頭文字と、軌間を意味するゲージを組み合わせて「Nゲージ」と呼ばれています。
新幹線や外国形などは1/160です。
9mm
どうやって動くの?
?
Nゲージは家庭用のコンセントを使用し、制御機器(パワーパック)を 通じて、2本の金属のレールに電気を流します。レールの上にのった車両は、金属の車輪から電気をひろって、車両の中にあるモーターを回転させます。そのモーターの回転が、台車のギア(歯車)を通じて車輪を回転させ、線路の上を車両が走るという仕組みです。
⊕
⊖
2本のレールの片方にプラス(+)、片方にマイナス(-)の電気が流れており、このプラスとマイナスをスイッチで切り換えることでモーターの回転 方向が変わり、車両の進行方向右側のレールがプラスで前進が変わります。
Q
2本のレールまたぐようにして スプーンやドライバーなどの金属を置くとショートして危険です。車両やパワーパック、線路、ケーブルなどが故障・発熱したり、火事になることもありますので絶対におやめください。
電気を流すってことは、線路に触ったら危ないの?
家庭用コンセントから取り入れた交流100Vを、直流12V程度の電圧に変えてレールに流しているため、安全に遊ぶことができます。また、KATOのパワーパックには過電流保護回路も付いていますので、乾いた手で直接レールを触っても人体に影響を及ぼすことはほとんどありません。
ただし、ぬれた手や汗ばんだ手で触ると感電することもありますので、絶対におやめください。
注意
Nゲージが苦手な環境
水ぬれ
ホコリ
ペットの毛
Nゲージで遊ぶときは、ゴミやホコリに気を付けましょう。
遊び終わったら、きちんと片付けましょう。
Q
KATOの車両は、KATOの線路の上でしか走れないの?
A
他メーカーのNゲージ規格線路も走行可能です。
Nゲージの規格は世界共通の国際規格なので、KATOの 車両は他のメーカーの線路の上も走れます。また逆に、他のメーカーの車両も、KATOの線路の上で走れます。
※オブション(後付け)の電気装置などが装備されている場合はその限りではありません。